図解でわかる! 回せるPDCA
図解でわかる! 回せるPDCA
PDCAは、仕事を計画通りにスムーズに進める手法です。
PDCAを身につけると、どんな組織でも運営でき、自分や部下の生産性を飛躍的に向上させることができます。本書は、マネージャーになったばかりの人、部下に振り回されている役職者、締め切りが守れないチームリーダー、いつも時間に追われている方のために、生産性を高めるPDCAのコツをわかりやすく図解で解説した入門書です。PDCAを正しく回して結果を出すリーダーになりましょう!
出版社 / 著者からの内容紹介
以下、カバーの折り返しより引用
- 結果を出すリーダーになれる!
- 限られたメンバーで目標達成!
- 生産性が上がって時短できる!
- フェーズごとのスキルから、驚速の回し方までがよくわかる。
避けて通れない「万能フレームワーク」の正しい使い方を伝授!
目次
はじめに
第一章 そもそもPDCAは必要か?
- 1-0 ところでPDCAって?
- 1-1 PDCAがない会社はどうなってしまうのか?
- 1-2 PDCAのない会社の事例
- 1-3 ビジネスは世界共通のルールで動いている
- 1-4 マネジメントはPDCAから始まる
- 1-5 期間内で結果を残すにはPDCAを超高速で回す
第二章 なぜPDCAが機能しないのか?
- 2-1 組織は機能しないことが普通である
- 2-2 会社の目的は1つしかないのに計画が2つある会社
- 2-3 機能不全を起こしている原因とは?
- 2-4 組織の心理的対立構造がPDCAを機能不全にする
- 2-5 目的と目標の混同が引き起こすPDCA機能不全
- 2-6 上下の理解不足から発生するPDCA機能不全
- 2-7 こんな組織はすでにPDCA機能不全になっている
第三章 PDCAの基本形(あるべき姿・原則)
- 3-1 PDCAは形から入るのか?
- 3-2 PDCAの前に目標を1つに絞る
- 3-3 目標を他人事から自分事にする
- 3-4 本当に目標を達成したいのか?
- 3-5 経営はすべてが同時並行
- 3-6 去年と同じPDCAなんてありえない
- 3-7 現状維持バイアスを破壊するためのPDCA
- 3-8 飽きさせないためのPDCA
- 3-9 人を築くPDCA
- 3-10 課題解決の文化を築くPDCA
第四章 Planのスキルを身につける
- 4-1 PDCAは計画(Plan)が9割
- 4-2 プランの中に目標を複数盛り込まない
- 4-3 プランを立てる前にSee・Think(見える・考える)
- 4-4 プラン決定する前にObserve・Orient(観察と判断)
- 4-5 プロセス①現状の仕事を棚卸し(見える化)
- 4-6 プロセス②繁忙期と閑散期を見極める
- 4-7 プロセス③ゴールを明確に設定す
- 4-8 プロセス④ゴールと現状の差を見つめる
- 4-9 事実を見誤る陥りやすいワナとは?
- 4-10 分析の陥りやすいワナとは?(分析麻痺)
- 4-11 プロセス⑤真の課題を探し当てる(ボトルネック)
- 4-12 プロセス⑥課題解決の具体案を見つける
- 4-13 プロセス⑦具体案の優先順位をつける
- 4-14 プロセス⑧プロセス目標を設定する(目で見る管理)
- 4-15 立案の陥りやすいワナとは?
- 4-16 均等割で計画を立てない
- 4-17 確信が持てるまで考え抜く
- 4-18 プロセス⑨プランを共有する
- 4-19 キックオフミーティングの重要性
第五章 Doのスキルを身につける
- 5-1 アイドリングをなくす(即行動)
- 5-2 計画通りに動いてみる(行動計測)
- 5-3 行動結果を数値化する
- 5-4 異常値を見つける
- 5-5 行動計画のスピード修正とは?
- 5-6 行動優先順位の陥りやすいワナとは?
- 5-7 緊急度と重要度+αの3軸を頭からはずさない
- 5-8 毎日手をつける〜行動結果は複利計算〜
- 5-9 回数と成功確率の相関を知っておく
- 5-10 スケジュール表はいつも見開き月間で使う
- 5-11 行動スケジュールは年間→月間→週間→日の順番で落とし込む
- 5-12 最悪を予想すれば想定外は消滅する
- 5-13 「忙しい」を言い訳にしないコツ
- 5-14 チームの行動は足し算ではなくかけ算にする
- 5-15 定時・定位置・同じ環境でスタートする
- 5-16 能力最大発揮はマインドフルネスから
- 5-17 スローガンをつくる
- 5-18 行動に集中しすぎると計画・目標を忘れていく
- 5-19 人員配置は適性からスタートする
第六章 Checkのスキルを身につける
- 6-1 チェック(Check)よりスタディ(Study)で考える
- 6-2 途中評価は数字をもとに数字だけで徹底的に考える
- 6-3 現場数字は月次決算ではなく日次決算でとらえる
- 6-4 途中評価(Check)には現状打破のタネが眠っている
- 6-5 評価タイミングの短期間化
- 6-6 途中評価(Check)と目標の差を数値でつかみとる
- 6-7 プロセス目標の修正(目標指標KPI項目)
第七章 Actionのスキルを身につける
- 7-1 改善(Action)は思考を転換しながら取り組む
- 7-2 できる・できないは物理法則をもとに判断してみる
- 7-3 属人的な条件は排除して考える
- 7-4 実現するために何が不足しているかを見つける
- 7-5 会議のときに最も発言しにくいことが突破口になる
- 7-6 時間が経つと異常が普通になる(集団心理)
- 7-7 次の新しい扉を開ける(次のステージが待っている)
- 7-8 改善に終わりはない
第八章 PDCA実践編
- 8-1 毎日PDCAを回して改善することが組織成長への近道
- 8-2 原則①会議でPDCAを回す
- 8-3 原則②人は理解量が超過したときに動き出す
- 8-4 原則③1ヶ月で達成できることと1年で達成できること
- 8-5 原則④成果はリーダーで99%決まる
- 8-6 原則⑤PDCAを回転させる毎にやり抜く力を増幅させていく
- 8-7 原則⑥市場変化に対応するためにPDCAを回す
- 8-8 原則⑦ツールは全員でつくり最後に揃えばいい
- 8-9 原則⑧正確なデータを最初から求めない
第九章 PDCA応用編
- 9-1 PDCAを回せればどこの組織でもマネジメントできる
- 9-2 PDCA力がなければマネジメント力の飛躍はない
- 9-3 売上増加は年間のPDCA回転数に比例する
- 9-4 ビジネスの勘はPDCAで養われる
- 9-5 PDCA精度が高い企業はどこか?
- 9-6 同じPDCAを何回回しても成長はない