Concept001

経営の壁を超える

もうひとつ大きな経営の課題があります。
それは規模です。
会社規模の成長についてです。

規模の成長とは無理をして大きくすることではありません。
膨張ではないことだけ理解しておいてください。

あくまでも健全な成長です。
依存度を下げながらリスクを回避しながら
規模を成長させるのがここではあるべき姿です。

では、経営には壁があると言われているのはご存知でしょうか
年間売上の壁です


具体的には
3億円
10億円
30億円
60億円
の壁が存在しています


この経営の壁に突き当たったときがあります。
どうしても経営の壁の前で足踏みするのです。

売上高が壁の直前で足踏みしてしまう。
何年もどうしてだろうか?と考えながらも突破できない。

あるとき突破口があることに気がつきました。
経営の壁と相関関係がある数値を発見したのです。

経営の壁は明快に説明できたのです。

次の「ダンバー数(Dunbar’s number)」から紐解くことができるのです。

1993年、イギリスの人類学者ロビン・ダンバー(Robin Ian MacDonald Dunbar)が霊長類の脳の大きさと、群れの大きさとの間に相関関係を見出した。そこから算出した、人間が安定的に関係を維持できる人数の上限がダンバー数である

第0階層……3~5人(危険なときに駆けつけてくれる、お金の相談ができる、助けを乞う、秘密を打ち明けられるとても親密な友達の数) 
第1階層……12~15人(月に1回程度会うような親密な友達の数。「シンパシーグループ」と呼ばれる)
第2階層……45~50人(距離のある友達の数)
第3階層……150人(友達の限界であるダンバー数)

要するに『経営の壁』は『ダンバー数の壁』でもあるのです。
【関係性を維持できる限界値】と【年間売上高】は関係しているからです。

相関関係は次のようになります。

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