経営の壁を超える
もうひとつ大きな経営の課題があります。
それは規模です。
会社規模の成長についてです。
規模の成長とは無理をして大きくすることではありません。
膨張ではないことだけ理解しておいてください。
あくまでも健全な成長です。
依存度を下げながらリスクを回避しながら
規模を成長させるのがここではあるべき姿です。
では、経営には壁があると言われているのはご存知でしょうか
年間売上の壁です
具体的には
3億円
10億円
30億円
60億円
の壁が存在しています
この経営の壁に突き当たったときがあります。
どうしても経営の壁の前で足踏みするのです。
売上高が壁の直前で足踏みしてしまう。
何年もどうしてだろうか?と考えながらも突破できない。
あるとき突破口があることに気がつきました。
経営の壁と相関関係がある数値を発見したのです。
経営の壁は明快に説明できたのです。
次の「ダンバー数(Dunbar’s number)」から紐解くことができるのです。
1993年、イギリスの人類学者ロビン・ダンバー(Robin Ian MacDonald Dunbar)が霊長類の脳の大きさと、群れの大きさとの間に相関関係を見出した。そこから算出した、人間が安定的に関係を維持できる人数の上限がダンバー数である
第0階層……3~5人(危険なときに駆けつけてくれる、お金の相談ができる、助けを乞う、秘密を打ち明けられるとても親密な友達の数)
第1階層……12~15人(月に1回程度会うような親密な友達の数。「シンパシーグループ」と呼ばれる)
第2階層……45~50人(距離のある友達の数)
第3階層……150人(友達の限界であるダンバー数)
要するに『経営の壁』は『ダンバー数の壁』でもあるのです。
【関係性を維持できる限界値】と【年間売上高】は関係しているからです。
相関関係は次のようになります。